ほとめきの街 久留米 観光サイト[スマートフォン版]

3分でわかる久留米

ちょうどいいバランス
「まち」と「自然」

 

久留米市は、福岡市、北九州市に次いで、県内3位の人口約30万人が暮らす中核都市。筑後地域商業の中心地で、様々な店舗やモールもあり、ショッピングにも便利です。そういったまちとしての魅力がありながら、久留米を語るうえで欠かせないのが豊かな自然です。久留米市が位置する筑後平野は、米や麦、野菜、果物などの生産が盛んな土地として知られています。

 

広大な平野を悠々と流れる九州一の河川・筑後川は、古くから地域の人々が誇る久留米のシンボル。地域に清らかな水をもたらし、河川敷は憩いの場となっています。市街地から少し離れた東部には、東西約30kmにわたって山々が連なる耳納連山があり、一直線にのびる稜線は屏風に例えられるほどの美しさです。

CITY & COUNTRY

「ご当地グルメ」と
日本有数の「酒どころ」

 

豊かな水と肥沃な土地に恵まれた久留米は、多彩な食文化も魅力の一つです。今や世界的な人気を誇るとんこつラーメンは久留米が発祥の地であり、まちを歩けば「久留米ラーメン」の文字をたびたび目にするでしょう。また、ご当地グルメが充実しており、筑後うどん、餃子、焼きとりなどが知られ、「ダルム」や「センポコ」などは「久留米ならでは」の焼きとりメニューです。

 

特に美食家たちの注目を集めているのは、日本酒です。神戸の灘、京都の伏見と並び、三大酒どころの一つに数えられる久留米。古くから筑後川沿いを中心に酒蔵が立ち並び、現在も日本有数の酒蔵数を誇っています。毎年、2~3月の新酒の時期には酒蔵開きが行われ、多くの人々が香り豊かな日本酒に酔いしれています。

GOURMET & SAKE

一年を通して楽しむ
「花」と「フルーツ」

「花とフルーツのまち」としても知られる久留米市。市内には花の名所が点在しています。梅林寺外苑の梅、久留米つばき園のつばき、筑後川沿いの桜や菜の花浅井の一本桜、コスモス、百年公園のつつじ、石橋文化センターのバラ、千光寺のあじさい、北野のコスモス、山本のハゼなど、一年を通して花々が目を楽しませてくれます。

また、フルーツの生産も盛んで、ぶどう、いちご、柿、梨、イチジクなどは特に有名。フルーツ狩りを楽しめる施設も多く、人気の観光スポットとなっています。

FLOWERS & FRUITS

受け継がれる
「伝統工芸」と「ものづくり」

筑後地方は数多くの伝統工芸が息づく土地です。久留米市では、江戸時代に井上伝が考案した「久留米絣」をはじめ、竹を編んで漆を塗り重ねる「籃胎漆器」、高い耐久性と強度を備えた「城島鬼瓦」などさまざまな伝統工芸が発展しました。そして、古くは「からくり儀右衛門」と呼ばれた現在の(株)東芝の創業者である田中久重をはじめ、ものづくりの精神もこの地に脈々と受け継がれています。

近代以降はアサヒシューズ(株)や(株)ムーンスターの前身が発案したゴム底の地下足袋、石橋正二郎が創業した(株)ブリヂストンによるタイヤの製造など、世界に誇るゴム産業のまちとして発展してきました。さらに、現在は自動車メーカーの生産拠点が集まるほか、バイオ産業の拠点にもなっています。

TRADITION & CRAFTSMANSHIP

歴史や文化にふれる
「寺社」や「祭り」

久留米市には名高い寺社が数多く存在し、時代を越えて多くの人々の崇敬を集めています。JR久留米駅近くにある「水天宮」は全国にある水天宮の総本宮。毎年8月に行われる「筑後川花火大会」は水天宮の奉納花火であり、360年以上の歴史があります。高良山の山頂に鎮座する西暦400年創建の古社「高良大社」や、日本最大級の救世慈母大観音像をシンボルとする「成田山 久留米分院」なども、足を運べば誰もが畏敬の念を抱くことでしょう。

また、「大善寺玉垂宮」で毎年1月に行われる火祭り「鬼夜」や、毎年9月に行われる「山川町王子若宮八幡宮」の神事「花火動乱蜂」などは、多くの観客で賑わいます。

SHRINES & FESTIVALS

数多くの著名人を輩出する
「文化芸術」

久留米市は、文化芸術の分野においても数多くの著名人を輩出した土地としても知られています。美術の分野では、青木繁、坂本繁二郎、古賀春江、高島野十郎、吉田博らが久留米に生まれ、明治~昭和の日本洋画壇で活躍しました。

2016年に開館した「久留米市美術館」では、久留米出身の画家の作品を中心とするコレクションを形成しています。昭和以降では、音楽・芸能の分野で特に活躍が目覚ましく、「上を向いて歩こう」を作曲した中村八大、チェッカーズ(藤井フミヤ)、松田聖子などのミュージシャンや、田中麗奈、吉田羊などの俳優が久留米出身者として注目されています。

CULTURE & ART

福岡県内、九州内、
どこへ行くにも便利な「交通」

福岡県南部に位置する久留米市は、交通の利便性が高い土地です。福岡市内の博多や天神から電車に乗れば30~40分程度で久留米市に到着します。また、2011年に全線開業した九州新幹線によって、博多から久留米へのアクセスは20分弱と大幅に短縮されました。

九州の大動脈と言える九州自動車道も久留米市を通り、各自動車道への分岐点となる鳥栖JCTにも近いため、車を利用した九州内の移動もスムーズです。福岡空港へは直通バスを利用すれば約60分、佐賀空港へも約60分で到着します。日常生活もレジャー時も、さまざまな交通機関を快適に利用できます。

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