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「着物は着慣れると動きやすいですよ。」
 

 高尾美重子さんは「家事をしなくてもいいから、着物が着ていられるのね」といわれることがあります。しかし、家では料理も作れば、掃除もする、子育てもしてきた美重子さん。「着物は気慣れると動きやすいし、冬は暖かく、夏は涼しいし、楽なもんです」と言い切ります。

 2階には、ぎっしり、振袖、訪問着、紡、それにあわせる袋帯、名古屋帯、バッグやぞうりまで並んでいます。成人式の準備となると、親子連れのお客様でひっきりなしにいらっしゃいます。美重子さんは「若い方は、どうしても、カラフルな現代ものについつい手が出ますが、『最後にこれも着てみてください』と昔からある古典ものをお勧めしたら、顔写りがとてもよく、手足の長いお嬢さんも美しい振袖姿になって・・いっぺんで決まったんです」とうれしそう。

 着物は高い、でもお手軽なものもたくさん品揃えしているのが高尾呉服店。しかし、それだけでは、着物の魅力は伝わりません。いきおい、一流の着物(写真は友禅作家 人間国宝の故羽田登起男の訪問着)もお見せし、芸術作品としての着物も鑑賞していただくように心がけています。

 着物をより知っていただこうと、月一度ペースの企画にも力を注いでいます。都心まででかけなくても、田主丸に居ながらにして、着物について学んでいただけます。また、着物の着付け、染み抜きの無料サービスなども行なっています。


一流の着物を見て着物の魅力を存分に味わってください。

美しい帯を見るだけでも楽しい。

 昨今は、着物をリフォームすることが流行っています。美重子さん、「もったいない。着物を着物として着てください。本来の姿を大事にして欲しいです。おばあちゃんの着物、お母さんの着物が箪笥にきっと眠っています。洗い張り、縫い直しなどもお手伝いします。じゃんじゃん着て下さい」身近なお客様に言い続けていらっしゃいます。それが、きもの文化を継いでいくものの努めだと肝に命じている高尾美重子さんです。


株式会社 高尾呉服店

福岡県久留米市田主丸中町213
TEL 0943-72-2306


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