高尾美重子さんは「家事をしなくてもいいから、着物が着ていられるのね」といわれることがあります。しかし、家では料理も作れば、掃除もする、子育てもしてきた美重子さん。「着物は気慣れると動きやすいし、冬は暖かく、夏は涼しいし、楽なもんです」と言い切ります。

2階には、ぎっしり、振袖、訪問着、紡、それにあわせる袋帯、名古屋帯、バッグやぞうりまで並んでいます。成人式の準備となると、親子連れのお客様でひっきりなしにいらっしゃいます。美重子さんは「若い方は、どうしても、カラフルな現代ものについつい手が出ますが、『最後にこれも着てみてください』と昔からある古典ものをお勧めしたら、顔写りがとてもよく、手足の長いお嬢さんも美しい振袖姿になって・・いっぺんで決まったんです」とうれしそう。